オンライン

バーチャル背景を使ってオンラインミーティングしよう

はじめに

コロナ禍で、自宅で過ごすことが増え、オンラインで活動を始める人も増えたのではないでしょうか。私もその1人です。特に、Zoom(ズーム)を使ってオンラインで会議をしたり、飲み会をしたり様々な人と会うことができるような時代になりましたね。

でも、

  • 家の中が散らかっていて見られるのが恥ずかしい
  • 人に見せたくないものがある
  • 片付けが間に合わない!
  • 見られてもよい部屋に整えるのは時間がかかる

などの理由で、Zoomを使うのをためらわれるという方、いませんか?

顔や身なりはパパッとなんとかなる。でも、ズームで映し出される範囲の部屋を、人に見られても恥ずかしくない状態にするには、普段から意識的に整えている家でもない限り、それなりに時間がかかってしまいます。

部屋を見せられないから、オンラインで人と会うせっかくの機会を逃してしまうのは、もったいないですよね。

でも、そんな状況を、あっという間に解決してしまう便利な方法があります。

バーチャル背景です。

今回は、バーチャル背景とは何かと、バーチャル背景を設定するのに必要な道具の簡単な作り方をご紹介します。

1  バーチャル背景について

1-1バーチャル背景とは

Zoomのミーティング中の背景に「画像」を使用できる機能のことです。

1-2バーチャル背景はこんなときに便利

  • 部屋が見せられる状況じゃない(散らかっているとか、見られたくないものがあるとか)
  • オンライン会議や、オンライン飲み会などの、状況にあった環境を作りたい

バーチャル背景は、探せばいろいろな種類のものを集めることができます。以下のSTEP 1でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

バーチャル背景があれば、家の中がどんな状況であっても、必要な環境を整えれば、いつでもオンラインで人と会うことができます。私も、バーチャル背景があることで、安心して人と会うことができています。また、使っているバーチャル背景で、話が盛り上がることもあります。

1-3バーチャル背景が設定できない環境

モバイル端末からバーチャル背景が利用できるのは、2020年4月現在、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X(以降)の端末が必要とされています。

ということです。

(引用元 https://did2memo.net/2020/04/13/Zoom-virtual-background-mobile/#osandroid

ということは、iPhone7/7 Plus以前のiPhoneや、Androidでは設定できないということになります。PCであれば、最新のZoomのデスクトップクライアントを入れることができないと、設定はできないと考えた方がよいですね。せっかくバーチャル背景の準備をしたけど、使えなかった…ということになると悲しいので、事前にしらべておきましょう(STEP 4でZoomバーチャル背景設定の流れが載っているので、その流れで進められれば大丈夫です)。

2 バーチャル背景を手に入れよう

2-1ネット上で手に入れる

「バーチャル背景 ネット」などで検索すると、様々な無料背景がヒットします。ご自宅のカメラの縦横比に合ったものを選んでいきます。自分が気に入る背景と、実際に使用してみてしっくりくる背景は少し違うので、いろいろ試せるように、ここでは「いい!」と思ったものを、どんどんダウンロードしていきましょう。

ちなみに、私が気に入った背景は、

 

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)の「恋ダンス」セット画像

https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=8880

逃げ恥 背景

IKEAのインテリアコーディネート画像

https://www.ikea.com/jp/ja/campaigns/virtual-background-gallery-pub8c14b670

IKEA背景1IKEA背景2IKEA背景3IKEA背景4

などです。実際にZoom上で設定してみて、実写の画像が自分にはちょうどいいと感じました。

2-2自分の手持ちの画像を使う

言われてみれば当然なのですが、バーチャル背景も「画像」の一つなので、自分の手持ちの画像を使用することもできます。どこかで手に入れた画像や、自分で撮った写真なども活用することができます。その際に、 Web カメラの設定に合わせて画像を編集するとなおよいということです。(以下 Zoomヘルプセンターより引用)

バーチャル背景としてお手持ちの画像をアップロードすることもできます。バーチャル背景の追加にあたってサイズの制限はありませんが、アップロードする前に、お使いのカメラのアスペクト比と一致するよう画像をクロップすることをお勧めします。例えば、カメラが16:9に設定されている場合、1280ピクセル×720ピクセル、または1920ピクセル×1080ピクセルが最も適したサイズとなります。

3 バーチャル背景に必要な環境を作ろう

3-1グリーンスクリーン

バーチャル背景の機能について、Zoomのヘルプセンターでは以下のようなことが書かれています。

この機能は、Zoomが人物と背景を見分けることができるよう、緑色の画面で照明が均一に当たっているときに最も効果的に働きます。

つまり、「クロマキー合成」の環境が必要ということです。

クロマキー合成とは、キーイングと呼ばれる切り抜き合成の一つで、特定の色の成分から映像の一部を透明にし 、そこに別の映像を合成する技術のことをいいます。 背景色には、人物の肌色と補色の関係にあるブルーやグリーンが多く使用され、最も身近な例では、テレビの天気予報の映像で多用されています。

今は、グリーンスクリーンを使ったクロマキー合成が多いようです。

PCの性能によっては、グリーンスクリーンなしでも バーチャル背景を設定することができるようです(iPad Air第3世代では可能でした)が、 自分の顔や服までも背景化してしまうことがあるので、やはりグリーンスクリーンがあるに越したことはありません。 

では、さっそくグリーンスクリーンを用意しよう、ということになりますが、ネットで検索をかけると、布だけでも安いものでだいたい2000円台からです。

例えばこちらは、布だけで¥2600ほど。

スタンドなどもつけると、こちらのように、¥7700くらいはするようで、費用はそれなりにかかります

本格志向の方はそれでもよいと思いますが、そこまで出費をかけたくない、という方や、とりあえず気軽に試してみたい、と思う方には、少し値段が張りますよね。

そこで私は、安くて簡単に作る方法はないかと探してみました。

そこで、こちらの動画を発見しました。

100円ショップで売られている、大きなフェルトの生地をつなげ合わせればできる、 ということです。価格は1000円もかかりません。

これはいいかも、と思い、私も早速試してみました。結果、ばっちりバーチャル背景ができました。 

次のステップから、具体的なグリーンスクリーンの作り方を説明していきます。

3-2グリーンスクリーンの簡単な作り方

簡単すぎて説明するほどでもないのですが、どのように作っていったのか説明します。説明不要の方は、このステップを飛ばしてもOKです。

3-2-1 100円ショップで大きなフェルトの生地を購入する

私はダイソーで緑色の70cm×60cm大きなフェルトの生地を4枚購入しました。 改めてネットで検索をかけると、皆さん「黄緑色のフェルト」を使用しているようです。おそらくそちらの方が合成にいいのだと思いますので、これからやってみようと思われる方は、ぜひ「黄緑色」のフェルトを用意してみてください。ただ、緑色でも無事に合成できましたので、緑色でもできないことはないと思います。

フェルトとボンドそれから、記事をつなぎ合わせるための接着剤が必要です。グルーガンを使用する、ということでしたが、私が購入しに行った際には残念ながら品切れだったので、木工用ボンドを購入しました。グルーガンの方が仕上がりが良いのだと思いますが、木工用ボンドでも何とかなります。

私のかかった費用は、生地とボンドの値段合わせて500円(税抜き)のみでした。

3-2-2 生地を貼り合わせる

ほんの少し重なるようにしてボンドをつけていきます。 少しはみ出ても気にせず。乾くまで少し時間がかかるので、平らな場所でしばらく置いておきましょう。

貼り合わせ1

ちなみに、4枚全てを貼り合わせても良いと思いますが、私は小さくまとめて片付けられるようにしたかった(折りたたんでしまうと、折り目がついてしまうのが気になった)のと、使い方に流動性を持たせたかったので、2枚貼り合わせたものを2セット作りました。

3-2-3 生地を吊るす

さあ、つなぎ目が無事に乾いたら、背景となる場所に、グリーンスクリーンの生地を吊るします。

生地の吊るし方は、いろいろ方法があるのでご家庭にあった方法を試してみてください。

我が家では、以下の方法を、場所に応じてとることにしました。

私が選んだグリーンスクリーンの吊るし方

(1)扉付きの本棚の扉に洗濯ばさみで固定

(2)ロフトベッドの壁面に洗濯ばさみで固定

生地を吊るした様子

写真は、(2)の方法でベッドの上から下へ生地を2枚垂らし、両者を洗濯ばさみでつなげた様子です。ベッドの下に机があるので、簡易のZoom部屋が出来上がりました。

作ったグリーンスクリーンはそんなに大きくないので、ズームで映される背景全体を緑で覆うためには、できるだけ自分の背中の近くにスクリーンを設置するのをおススメします。

「竿ピンチ」や「Y型洗濯ピンチ」と呼ばれるような、竿を挟めるような洗濯ばさみが、 固定しやすく、かつ生地を傷めにくいのでおすすめです。

他には、以下のような方法も考えられますね。

グリーンスクリーンの吊るし方 その他

(3)壁に貼り付ける

(4)つっかえ棒をわたして、そこに吊るす

(5)タコ糸のような頑丈な糸を壁から壁へ橋渡しし、そこに吊るす

4 Zoomでのバーチャル背景の設定方法

グリーンスクリーンが設置できれば、後はもうZoom上の設定のみです。 

4-1 PCでの設定方法

PC設定1

1)Zoomアプリケーションを開いて、右上の「設定」をクリックします。

 

 

 

 

PC設定2

2)「バーチャル背景」をクリックします。

 

 

 

 

PC設定3

3)「仮想背景」の右側の+をクリックすると、「画像を追加」という文字が出るので、そこもクリックします。

4)「背景画像を選択します。」という画面で自分の使用したい画像を選択し、「開く」をクリックします。

5)画像が追加され、画面に表示されます。

PC設定4

6)3)~5)を繰り返し、どんどん画像を追加していきましょう。PCだと、試した限りでは20個以上画像をファイルを取り込むことができることが分かりました。(取り込んだ画像を消したいときは、↑の×をクリックします。)

 

 

 

毎回Zoomのミーティングに参加する前に背景設定をし直したい場合は、次の設定を行っておきます。

1)Zoomアプリケーションを開き、右上の「設定」をクリックします。

2)「ビデオ」をクリックします。

PC設定5

3)会議:「ビデオミーティングに参加するときに常にビデオプレビューダイアログを表示します」をクリックします。

 

 

 

4-2 iPad Air 第3世代での設定方法(他のiPadシリーズも流れに大きな違いはないかなと思います)

iPadAir設定1

1)Zoomアプリケーションを開きます。「新規ミーティング」をタップします。(一人Zoomでチェックします)

2)「ミーティングを開始」をタップします。

 

 

iPadAir設定2

3)一人Zoom画面になりました。右上の「詳細」(…の部分)をタップします。

4)「バーチャル背景」をタップします。

 

 

iPadAir設定3

5)すでにプリセットされている背景が3つあるのが分かります。

+を押すと、「写真」が開きます。

 

 

 

iPadAir設定4

6)追加したい画像を選択します。

 

 

 

 

 

iPadAir設定5

7)「完了」をタップします。

 

 

 

 

 

iPadAir設定6

8)5)~7)を繰り返して画像を追加していきましょう。

 

 

 

 

※iPad Air 第3世代では、PCと違い、プリセットされている画像を含めて、9つまでしか画像の追加ができません。(iPhone 8などだと、3つ程度のようです)新しい画像を追加したい場合は、使用しない画像を選択し、ゴミ箱をタップして削除してから追加します。

なので、「写真」アプリに「背景画像」といったアルバムを作っておき、そこからパッと選択できるようにしておくとよいかなと思います。

 

毎回Zoomのミーティングに参加する前に背景設定をし直したい場合は、次の設定を行っておきます。

iPadAir設定7

1)Zoomアプリケーションを開き、左下の「設定」をタップします。

2)「ミーティング」をタップします。

 

 

 

iPadAir設定8

3)「常にビデオプレビューを表示」をタップします。

 

 

 

 

iPadAir設定9

4)もし、バーチャル背景の設定を一時的なものにしたい場合、同じ設定画面を下にスクロールすると出てくる「次のためにバーチャル背景を保存」をタップします。

 

 

iPadAir設定10

5)「現在のミーティング専用」をタップします。

 

 

 

 

 おわりに

皆さん、バーチャル背景は設定できましたか?

もう一度確認したいステップがありましたら、戻って確かめてみてくださいね。

お気に入りの背景を準備しておいて、さあZoomを使うぞ、となったときに、ぜひ活用してみましょう!

自宅での参加のハードルが、相当低くなりますよ。むしろどんどん参加したくなるはずです。

バーチャル背景を活用して、自宅Zoom時間を思いっきり楽しみましょう。

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